欧米では、建築物内での喫煙が禁止されている国が多いですが、日本では以前どこでも喫煙可能となっています。
そこで、大阪府では、学校・病院・公官庁に加え、飲食店やホテルなどで禁煙にしようとする条例を制定しようとしています。
【喫煙を考える】一気「全面禁煙」に不満 大阪府受動喫煙防止条例案に意見・陳情続々
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130226/dms1302261536014-n1.htm
しかし、この条例に例外を設けようとしていると報道されています。
例外を作るということが、不公平だと考えるのは妥当だと思います。
大阪府警は喫煙ＯＫ？ 条例案の「例外規定」に不満噴出
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130226/mca1302261213012-n1.htm
オーストラリアでは、以前から喫煙によって発生した病気の写真をタバコのパッケージに掲載していましたが、12月より包装の大半を占めるようになりロゴや銘柄名が簡素化されたパッケージになりました。
宣伝一掃、たばこ包装で世界初の規制 豪で全面導入
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121201/mcb1212012146016-n1.htm
さらに、世界第2位の喫煙大国のロシアでも公共の場所での喫煙が規制される予定です。
25日にプーチン大統領が法案に署名したので、この法案が施行されます。
世界第2位の喫煙大国ロシアで大統領が禁煙法案に署名
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324838304578326873746729246.html
日本も欧米と同様の方向へ進むことを期待しますが、タバコの価格は依然として安いです。
ノルウェーやオーストラリアでは、1箱平均で約1,000円と とても高価です。
イギリス、アイルランド、カナダ、ニュージーランドも800円以上です。
将来、日本も同様に700円以上となることを期待したいものです。